「What do you think of the Japanese culture/custom　yourself, Tomomi？」
京都生活の軸としていた通訳ガイド活動において、何度も言葉を詰まらせた問いでした。
ツーリストに日本・京都を伝えることで、自らの文化・歴史の意識が構築され、世界中の人々との交流の中で日本人として、いち大学生として、岩井友美として何を思うか。ひたすら、問われ続けました。グローバル化とローカル化 が同時に進むように、世界が広がると同時に己を確立し、深めることが求められると思います。
ツーリズムを「魅力を拡張するメディア」「あらゆる意識を顕在化させるスイッチ」として捉えると、可能性を広げることができます。
世界中の人・モノの魅力が交わり、“違うこと”をおもしろい、素敵だな、と感じることで、平和への歩みにつなげたいと考えています。
こうした通訳ガイド経験や歴史の学びの中で、自分が受け取っている恩恵に気がついたとき、自意識過剰ともいえるほどの使命感を感じ、澤田経営道場を志望しまし た。将来は、経営者として、体験を経験にするツーリズムの教育的意義を高めることを志しています。道場では若々しく素直に、でもどこまでも深く学び、強さとあたたかさを同時にもちながら、世界のあらゆる人・モノに、心から魅了され、学んでまいります。